株式会社市原組 代表 橋本和記様より

株式会社市原組 代表 橋本和記様より

私が市原組の代表に就任してから6年が経ちました。
この間、澤田組様に対する信頼感はますます高まり、もはや市原組にとって欠かすことができないパートナー的存在です。
まずは日頃の多大なるご協力に対して、心より感謝申し上げます。

「市原組安全衛生協力会(SIG)で求人情報ポータルサイトをつくっちゃおうよ」
2019年、澤田社長のこの一言が我々の時計の針を大きく動かしました。
年に数回程ですが、澤田社長と私が話す時の話題の中心は、もっぱら建設業の未来のこと。
日本の人口が減り、働き方改革は待ったなし、さらには誰もが想像し得なかったコロナ禍等々、世の中が劇的に変化している時代。
建設会社や建設業のあるべき姿・求められる姿は、今までどおりの考え方やスピード感の延長線上にはないという危機感の共有の場です。
そして、会話の行き着く先はいつも「人」の大切さ。
毎回のように、「若い人たちに建設業の魅力、建設業で働くことのすばらしさを知って欲しい」と2人で話していました。
そんなある日、澤田社長から飛び出した一言が冒頭の「ポータルサイトつくっちゃおう」でした。
今回、「澤田組のテーマを、今までの“新しい挑戦”から“革新”に進化させるので、メッセージが欲しい」との依頼を受けた時、真っ先に頭に浮かんだのがこのエピソードす。
人手の確保に苦労している建設業界ですが、従来どおりの求人活動を続けるだけの人が大多数で、現状を打開する策を練り、実行する人はごく稀です。
澤田社長は一味違いました。
「たくさんの職種で構成されているSIGでポータルサイトをつくれば、建設業のすそ野の広さという魅力も伝えられる。色々な働き方も提供できるから、建設業に興味を持ってくれた人とのミスマッチも減らせるはず」という画期的なアイデアでした。
やると決めてからの行動も素早く、陣頭指揮でサイトの早期公開を実現してくれました。
サイトの公開から2年が経過しましたが、YouTubeやInstagramも取り入れる等の進化を続け、今なお閲覧者数も毎月増加しています。

澤田社長が革新というテーマを選ぶにあたり、挑戦はこれまでの延長線上の変化、革新は根本から覆すような変化と考えたのではないでしょうか。
もちろん変化が目的ではなく、あるべき姿を実現するための変化です。
そして、前述のポータルサイトの件のみならず、澤田社長から私が学んだことは、好奇心(従来のやり方だけを良しとせず、アンテナを高く張り、何にでも興味を持つ)、実行力(言うだけなら誰でもできる、失敗を恐れずやってみる)、情熱(やると決めたことには全力を注ぎ、成功するまでやり続ける)が、革新には欠かせないということです。

澤田組様が会社全体で革新を推進することにより、どんな変化を見せてくれるか楽しみであると同時に、市原組も負けてはいられないという気持ちが沸々と湧いてきます。
ある時は助け合い、ある時は切磋琢磨し、共に成長できるよう頑張りましょう。

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