株式会社市原組 執行役員営業部長 田村祐二様より

株式会社市原組 執行役員営業部長 田村祐二 様より

澤田組と私はつき合いも古く、20年以上たちます。
11年前、最後の現場代理人として配属された現場を一緒に施工したのも澤田組でした。
当時の澤田組は、施工集団として若くて勢いもあり、多少?ヤンチャなところもありましたが、工事の進捗を伸ばそうという貪欲さ、現場を妥協しない職人意識が強く、よくやってくれた印象しかありません。

私が営業になった10年前、澤田社長とは見積価格の算出方法で意見を交わし、時に考えの相違から衝突もありましたが、建設的な話で双方納得しながら研鑽を続け、お互い成長できたのかと思います。
澤田社長は当時、『職人の給与が安い、このままでは家族を持って、自分の家を建てることもできない、いつか自社の社員が持ち家を建てられる位の給与水準に上げたい』と、よく言っていたのを今も覚えています。
そのような思いから、今までのやり方を改め(どんぶり勘定?)根拠を持った施工費の算出、適正利益を得る見積作成のスキルを磨いていったのかと思います。

澤田社長が会社の中で掲げている『革新』はこの頃から始まったのかもしれません。
また、古くからいる職人たちも澤田社長の考え方に賛同し、時の経過とともに成長していることが実感できます。
以前、澤田社長に『今後は下水工事より水道工事の時代がくる、配管には資格が必要だから資格を取っておいた方が良い』と提案したことがあります。
すると澤田社長はすぐに実践し、職員の中でもリーダー的存在のS氏、N氏の2名が取得してくれました。
せっかくの資格ですが、しばらくは使うこともなく申し訳なかったのですが、昨年から新規分野である水道工事にも参画し、現在3現場で施工しています。

今の澤田組は、新しいものをスポンジのように吸収し、時代の変化にも柔軟に対応しながら、働き方改革も進めています。
社長を筆頭に3名の澤田組を取仕切る、まさに取締役たちが奮闘しながら、古くからの変わらないやり方を大事にしつつ、新しいものを取り入れ、変化させながらより良くしていくという『不易流行』のような考え方で、弊社現場所長と共に意見を交わしながら現場を進めていく姿は澤田社長の掲げる革新という言葉が、澤田社長の独りよがりではなく、会社のビジョンとして社員にも浸透している証拠だと思います。

これからのインフラ整備に求められるのは、従来の工事を進化させた内容ばかりだと思います。
従来のやり方だけの成長しようとしない会社は淘汰されていく時代です。
『革新』というビジョンにより、澤田組は時代の変化に柔軟に対応できる組織になりました。
これからも成長し続ける澤田組に期待しております。

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